2010年01月03日

インナーチャイルドと自己評価(2)

おはようございます晴れ 寛子です。

昨日の「インナーチャイルドと自己評価」の続きです。
今日も明橋大二先生の講演の内容を参考に、私なりのインナーチャイルドとの接し方を紹介します。

明橋先生の講演は「3つ子の魂百まで」というタイトルでした。
具体的には、3歳までは自己評価が育まれる期間である、というお話でした。

子供にとって一番大切なのは、自己評価

1)0〜3歳までは、自己評価を育む時期 (愛育)
2)3〜6歳は、しつけ、生活習慣 (知育)
3)6歳〜 勉強 (知育)

しかし子供たちの(そして大人たちも)自己評価の高くない現在の日本では、3人に2人の人が自己否定感を持っている。
では、0〜3歳の愛育が大切になる時期どうしているのでしょう。

【0〜3歳の間に必要な事】
・スキンシップが大切 → 少ない
 抱き癖は良くないという嘘
・子供の甘えを大切にする → しつけ、ルール重視
 ○○出来ないと認められない…自己否定を育む

こんな現状があるそうです。
抱き癖はよくないという説が、一時期欧米から日本に知識として入ってきたので、それを意識されたお母さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし、すでに欧米では抱き癖は大いにつけるべきと、スキンシップが3歳までは特に大切であることが判明したのですが、その新事実は日本には入ってこなかったのか定着しませんでした。
間違った抱き癖の情報が、日本には残りました。

しかし、日本は元々スキンシップの国だったことをご存知ですか。
女性の身体性についての著書で有名な三砂ちづる さんの著書でも、90代の女性とその後の世代の間で、失われた育児法、身体知があると紹介されています。

少なくとも1世紀前の日本では、子どもと家族のスキンシップが当たり前で、赤ちゃんと母親は素肌でピッタリくっついて過ごしていたのです。
しかし、欧米的な「個人」「I(私)」の考え方が入ってきてから、変わってきたのでしょうか。
個が分断された家族の在り方になっていたように、感じます。

しつけも勉強も、自己評価の基盤の上になりたつものです。
自己肯定感が育まれず、この土台がしっかりしていないままで、
ルール重視、学力重視の育て方をすると、現在どんな問題が起きているか。

・日本の子供たちの全体的な学力低下
 (身に付かない、やる気がない)
・「どうせ」という子供たちの急増
・ルールを守らない人たち
・大人が怖くて反抗できない子 → 大人になって爆発

近年の社会問題を思い返してみても、なるほどと思うことがあるのではないでしょうか。
これらは、インナーチャイルドの愛を求める叫びなのかもしれません。

自己評価を育てるためには、大切な事は…?
明橋先生の子育て論では、
甘えを受け止めること
甘えた人が、自立する
だそうです。

「甘え」と「依存」は、全く別物です。
子供のころに、充分甘えて自己評価を育てた人は、反抗期を経てきちんと「自立」をするのです。
逆に、子供のころに甘えられなかった人は、反抗期もはっきりせず大人になって「依存」するようになります。

「甘え」は「依存」と捉えて甘えを良しとしない風潮もありますが、二つには大きな違いがあります。

「甘え」は、人間関係から安心を得る行為、お互いの愛情の中で生まれるもの。
 健全な愛情のやり取りです。
そして「依存」は、相手から愛情を得たいために奪う行為ではないでしょうか。不健全な人間関係。

子供のうちは、純粋に「甘え」を通して親の愛を確かめて、そして自己受容していきます。
子供の「甘え」を通して、子供の全てを受容することが出来ます。
自分は必要とされている、大切にされている、私は私でいいんだ。存在価値を確認して、自立の反抗期へ向かうのです。

しかし、3歳をとうに過ぎてしまったお子さんをお持ちの方も、大丈夫です。
自己評価は、今からでも育み直すことが出来ます。
しつけよう、勉強をさせようと思えば思うほど逆効果になっている場合は、しっかりと自己評価の土台を養うことで変わります。
しつけ重視、学力重視で「子供を変えよう」とすること、「変えよう」とすることは「今のあなたはダメ」という否定なのです。

大人になってからの、強い成長願望、変わらなきゃ!という気持ちも、根底には強い自己否定がある可能性があります。

大人になると、純粋に「甘え」られる相手というものが分からなくなってしまいます。
その時には、すでに両親との確執もあったりするのです。甘えたいけど甘えられない相手。

それでも、魂は愛情を欲しがります。無条件に愛されることを望みます。母親のシンボル「聖母マリア」ように100%受容してくれる人が奇跡的に現れればよいのですが、実際にはアカの他人に対してそこまでの愛情を注げる人はなかなかいないでしょう。
愛情を欲しがる人には、また同じように愛情を欲しがる人が現れるのです。
鏡の法則でしょうか。

お互い「依存」し、愛情の奪い合いです。
これをしてくれない、あれをしてくれない…不満がつのり、不安になります。
自己否定は、相手を否定することにも繋がります。相手を変えようとします。
変えるということが、否定につながることを自覚せずに…

共依存という言葉がありますが、これはその不健全な関係にがっちり固まってしまった状態ですね。

ちなみに、チャック・スペザーノ博士のヴィジョン心理学によると
理想の成長モデルは 「依存」=>「自立」=>「相互依存」 です。
相互依存は、健全な人間関係、パートナーシップ、神聖に近づくもの とされています。

大人になると、今から自己評価を育みなおそう…とした時、
単純に「ご両親がしっかり甘えさせてくださいね。」というわけにはいきません。

自分自身で、インナーチャイルドの問題に取り組むことになります。

では、どうしていったらよいでしょうか。
また次回に続きます。


posted by AQUA MIXT☆水本 寛子 at 07:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 寛子☆体験談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック