

むし暑い日々が続きます。
僕は子供の頃、梅雨はもう少し寒かったように思います。
「梅雨寒」 なんて言葉もあるのに、寒いと思う日はないここ数年です…。
さて、10月の22日(金)〜24日(日)の2泊3日で 「満月のリトリート」 を開催するために、寛子とふたりで那須へ6月30日、7月1日と1泊 で下見に行きました。

リトリートは森の中のコテージを予定しています。澄んだ空気が優しく頬をなで、川のせせらぎが聞こえてきて、静かに自然を感じることができそうです。
満月の日の前後に、普段とは違う場所と空気の中で感じる心は、私たちに何を教えてくれるのか楽しみです。
現地では、那須の友人の協力を得て、さまざまな地元情報、立ち寄りプランのアイデアを頂き、ワークショップの構想が溢れるように湧きでてきました。

そのひとつが、満月の明かりを浴びた朝摘み野草を使った薬草料理を頂くプラン。
那須の産直野菜売場を見て感じるのは、野菜が元気!ということです。レタスも若いうちに摘み取っているので、苦味がなくやわらかいです。珍しい野菜も多く、サラダかぼちゃなんてものもありました。皮も食べれるという驚きのかぼちゃ。
無農薬野菜もあたりまえのようにあり、価格も安い! 産直野菜めぐりをしたい…と思ってしまいます。自然食をうたった料理屋さんも多く、とても迷ってしまいました。

那須の山や高原で朝摘みする野草、山菜、薬草などをそのシーズン一番美味しいものを出してくれます。ひとつひとつが丁寧に祈りをこめて作ってあり、時間をかけた芸術料理が並びます。
それを引き立てるのが、収穫してからほとんど時間をおかずに調理される野菜たちです。
特に驚いたのが、アスパラが根元からすべて穂先のようにやわらかいこと。現地でしか、味わえない野菜たちの声を聴くことができます。

満月の日前後は身体の吸収がいいのです。
なので、薬草や元気な野菜たちを身体に入れることで、身体も心も癒されることと思います。満月でなくても、癒されましたもの、僕たち…。
ご飯の上にのっている山椒と合えた味噌がまた、絶品でした。薬草料理ですから、身体に優しいです。

菜食にあわせてメニューを変えてくれたりと至れり尽くせりの素敵な料理屋さんでした。
秋にはテラス席なんかで、食べてもいいんじゃないかなぁ…とワクワクが広がります。
ちょうど、僕たちが訪ねたときにいらっしゃっていた大先輩のご夫婦がとても良くしてくれて、店内に飾られている食器の説明、お店の説明などをしてくれました。そして、ちょうどこのお店が、7月3日(土)19時〜 テレビ東京 「土曜スペシャル」 にてちょっと放送されるという情報も教えてくださいました。しかしながら、女主人が「ほんのちょっとだから…」 とおっしゃっていました。
兎にも角にも、那須の自然の中で、たくさんのインスピレーションをもらい、皆さまに還元できるようにしていきたいと思います。
こうして、下見できるのはみなさまから信託時間を頂いているからですもの。
たくさんの愛と感謝をこめて
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