厳しい暑さが続きましたが、今日は朝から曇り空です。
涼しくて、過ごしやすい気候で、ホッとしています。
太陽の日差しが年々厳しくなっているように感じています。
男子用の日傘が売れているのが解るような気がします…。
さて、昨日は「潤治のデトックスランチレッスン〜重ね煮を使いこなす〜」 が開催されました。重ね煮を作り置きしておくことで、毎日の料理の手間が省け、時間短縮することで光熱費もかかりません。とってもエコな知恵です。
昨日は、元青果チーフの野菜の選び方ツアーがたっぷりの時間をとってのレッスンとなりました。
スーパーの売り場はとてもドラマチックです。
売り手の思いや、生産者の思い、青果物の顔を見ていると
数時間が経ってしまうことも少なくありません…。
昨日はメロンの見分け方、ブランドの紹介、「今、買い!」の紹介、産地別の特徴、売り手の思いが売り場に表れているポイント、逆に売り手の罠が仕掛けられているポイント…などをご紹介いたしました。
日々の買い物が少しでも楽しく、そして、冒険に満ちているかを感じていただければ幸いです。ドラマチックな売り場巡りはいつもワクワクなのです。
そのひとつに今が旬のじゃがいも、三方原のじゃがいもがあります。
昨日は3店舗を巡回して、買い出しをしました。
お店によって特徴があり、そのお店お店の“売り”を見つけて
使い分けることが節約にもなります。
果物の強いお店、野菜の強いお店、
主力商品が常に安いお店、主力商品以外のものが安いお店…
売り場は人が作り出すものですから、特徴はさまざまです。
レッスンでは、ひとつひとつ…、
売り場の見方、青果物の目利き、売り場の特徴を見ていきます。
何気なく買っているジャガイモ…
今の時期、男爵イモの中でもとても美味しいジャガイモ“三方原男爵”が出回ります。
4月〜6月いっぱい市場に出回る新ジャガイモで、
皮が柔らかくて、白いお肌が特徴です。
この時期しか味わえないので、売り場で見たら“買い!” です。
“このジャガイモは三方原産です!” と
売り場では POP でアピールしていましたが、
消費者がその思いをくみ取っているかは疑問です。
売り手側の思いが一方通行…という良い(?)例です(悲)。
青果物ひとつひとつにストーリーがある
生産者の思い、小売業者の思い、自然が作り出す力、
そのつながりを感じながら、買い物をして、料理をする…。
ジャガイモひとつとっても、感謝が溢れてくるのを感じます。
レッスンでは、料理の方法とそうした食のつながりをお伝えしていきます。
青果物がいかに人の身体、心を安らぎに導いてくれるか…
美味しいご飯を食べながら、そんな思いを共有させていただければ幸いです。