2012年11月16日

不妊症外来の現実(2)〜魂を迎え入れる〜

赤ちゃんは天からの授かり物ではなく、預かりものだなと日々感じるぴかぴか(新しい)
AQUA MIXTの水本寛子です。

ちょうど2年前、2010年10月〜12月に不妊症外来に通っていたときの体験
不妊症外来の現実(1)〜魂を迎え入れる〜」の続きです。
その手を開いて
正味2ヶ月間の間に8回の通院は、とにかく精神的にしんどい、の一言でした。

実は病院選びに対しても消極的でした。

何年も前から子供の魂はうちに来たがっていて、準備をして欲しいってメッセージを何度ももらっていたし。
不妊症外来に通う必要があるなんて、考えもしていなかったのです。

義父と同居していた埼玉県から、私の実家のそば(東京都多摩市)に越してきて、子育てを手伝う気満々だった母。
だからこそ「まずは検査でも」と言ってくれたのですが、私は自分で病院を調べることも全くしていませんでしたふらふら

ちょうどその頃潤治のカウンセリングセッションを受けていた方から、病院に通ってアドバイスをもらいながら無事40代で妊娠したという話を聞きました。

私は「その病院どこか聞いておいて!」と潤治にお願いしただけでした。
そして通い始めるために、その病院とアクセスを調べてくれたのは潤治でした。

何事においても積極的に、主体的に動く私が・・・通常ではあり得ない消極的な行動がく〜(落胆した顔)
それは病院が苦手、医療の介入は出来るだけしたくない問題、という心のブロックもあったのです。
しかしexclamation×2主体的に動かないことがこんなにしんどいことになるとはと、改めて痛感させられた出来事でした。


ほとんどの検査が終了しこれといって不妊の原因もなく 「妊娠しないのが不思議ですね〜」という担当医。
内診で排卵前の卵子もチェックし・・・
「大きさもこれくらいで・・・イイ卵ですね!」


排卵予定日直前の診察だったので、もうすぐ排卵という状態まで育っていました。

内診をしながら担当医の言葉。

「でもイイ卵でも、妊娠しないと意味がない。」

この言葉に、この担当医のあり方が集約されていたようです。
実は潤治にこの病院を教えてくれた方は、この病院の別の女医の方に、丁寧に妊娠するためのアドバイスを受けながらお世話になっていたそうです。
でも私は又聞きで病院にいったので、どの先生かも分からないし希望を伝えることもなく、ただ初診時の院長先生(男性)が担当となったのでした。
ところどころ(聞いてた話と違う・・・)と思いながら、違和感は日に日に膨らんでいました。
でも主体的に行動したわけではなかったこの通院。(しかも病院が苦手でなんだか萎縮してしまう)
その違和感をぬぐうことも出来ずにいたのです。

内診が終わり、診察室に戻りました。

「時間は掛けていられません。攻めで行かないと!」

何のこと言っているんだろう?この人は。

私は自分の排卵の周期など正確に状態を知って、受精にいいタイミングはいつとか、そういう話を聞きたいのに。
検査も問題なく生理も規則的なのだし、しばらくはタイミング法でしょ?
そこの指導が、一番知りたいことなのに。

と、もやもや考えている間・・・


いきなり腕に注射を打たれました。
注射(デジクロ)

・・・exclamation&question

愕きのあまり、何も言葉が出てきません。


「これで24時間以内に排卵します。
 今日はご夫婦で仲良くして下さい。」


もう理解を超えた出来事ですがく〜(落胆した顔)

その時はまだ排卵の1サイクルちょっとしか通院していません。
検査に問題がなくて、どうしてそうなるの?

思考停止状態で病院を出ると、よく晴れていましたが木枯らしのような冷たい風霧が吹いていました。

そして無性に、イライラどんっ(衝撃)してきました。
私はストレスが掛かると過食⇒激太り というサイクルをよく繰り返していたのですが・・・原宿じゃんがらラーメン
(10年前に独立したばかりの時も大変で、2年で10kgも太ったんですあせあせ(飛び散る汗)今は戻りましたが。)

この時も、そのイライラが食べ物に行ってしまいました。
もうベジタリアン生活が心地よくなってから何年も、ずーっと食べていなかったもの、見つけてしまいました。

帰り道は「原宿・明治神宮前駅」を利用していたのですが、
駅の近くにある学生時代たびたび友達と行った思い出のラーメン屋「九州じゃんがら」が目に入り、ふらふらと一人入ってしまったのです。
IMG_1197

その後もよく覚えていないのですが、何か買って食べてから帰った記憶があります。(やけ食い)

家に着くと、そんな普段食べ慣れていない動物性たっぷりのものを食べて身体も重くなっていますバッド(下向き矢印)

潤治に重い口調で、24時間以内に排卵するという注射を打たれたことを告げたのですが、
すでにショックを受けてクタクタだった私は、もう動けなくなってしまい、そのまま寝てしまいました。(ふて寝眠い(睡眠)

注射で排卵を促しても、それを本人が望んでいなくて、また精神的に負担になるのなら何にも意味がないです。

(その3へ続く)
posted by AQUA MIXT☆水本 寛子 at 05:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 寛子☆体験談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今また改めて読んでみて、
「何のこと言ってるんだろう、この人は」っていうところ、ごめんなさい、笑ってしまいました。でも、ホントそうなんですよね、医者ってそういう輩よくいますよね。こういう院長先生とか、おじいちゃん先生に多い。みんながみんなっていうのじゃないけど。たつの先生みたいな先生が増えればいいのにね。
Posted by Keiko at 2013年03月30日 16:01
Keikoさん
今なら私にとっても、笑い話です(^▽^)
その時は本当にしんどい経験でしたけど。
西洋医学の前提と、ホリスティック・代替医療の前提は根本的に違うものだと、思い知らされました。
どちらに偏りすぎてもバランスが悪いのですけどね。
うまく共存していければと感じています。
Posted by AQUA MIXT☆寛子 at 2013年03月31日 07:32
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