ちょうど2年前、2010年10月〜12月に不妊症外来に通っていたときの体験
「不妊症外来の現実(2)〜魂を迎え入れる〜」の続きです。
消極的な病院選びから始まり、自分の納得のいかない医師の方針。
きっと主体的に病院選びをしていたら、また違ったのかも知れません。
実際、お産については医療の問題には敏感で、妊娠が分かってからはこだわりまくって自分の希望にぴったりあう産婦人科と助産院を見つけました。今の主体的な選択には、大満足なのです。
医師の言うことにも方針にも全く共感出来ず、なんの相談もなくいきなり打たれた注射。
それで24時間以内に排卵すると言われても、いろんな感情が出てきて、行動には何も繋がらない結果でした。
とにかく結果を焦る担当医師は「半年だめなら人工授精も考えた方がいい」と言い出す始末。
検査で問題がないし、食や身体作りにはこんなに気をつかってきているのに・・・
なんでそこまでする必要はあるの?
患者の心不在の治療の進め方に、もううんざりしていました。
そして最後となる通院へ・・・
2010年最後の通院も検査結果を聞いたり内診をしたりでしたが、
最後に
「薬を出します」
と言われました。
前回は注射の「排卵誘発剤」だったのですが、今回もこちらの希望に反して飲み薬の「排卵誘発剤」を処方されたのです。
20代の頃に向精神薬の副作用で何年も苦しんだので、継続的に飲む可能性のある薬はできるだけ避けたいと思っていました。
だからこそ、代替療法や医療に頼らずとも自分の身体と向き合うことで、食や生活習慣から健康になることを目指して過ごして来たのです。
赤ちゃんを迎えるふかふかな子宮のベッドを用意する、それが数年目指してきたことです。
しかし「排卵誘発剤」は副作用が問題視されて、素人でもある程度その副作用については知っている薬。
それを「副作用はありません」と断言してきました。
(薬に副作用がないなんて、あり得ません。それこそ代替療法のハーブやアロマ、漢方だって、処方の度が過ぎれば副作用があるんですから。)
こちらの希望もライフスタイルもすべて無視して、ただただ「妊娠させる」という結果だけを焦る姿勢。
女性性は、現代医療でどれだけ軽んじられてきているのだろう・・・と感じざるを得ませんでした、
もうその医師に対して不信感では終わらず、すでに怒りを溜めていました。
「でも、何を言っても無駄」
そんな相手に私が取る行動は、無視、遠ざかる。それだけです。
何か自分の気持ちや意見を言う相手は、愛情が無ければ出来ません。
会計が終わり薬を受け取る。
その薬に対しても嫌悪感しかなく。
次の生理が始まってから、何日後から服用を・・・
年が明けたらいつごろに来院して下さい・・・
すべての言葉は、私の脳裏を過ぎ去り消えていきました。
最初に検査通院を進めた母にも、飲み薬を処方されたことを伝えると
「検査で問題が無かったのなら、もう通う必要はないんじゃない?
薬はやっぱりいやだなぁ」
20代の頃の薬の副作用で苦しむ私を一番身近で見ていた母だけに、やはり薬の服用は大反対でした。
(参考:夜明けのレッスン〜薬の副作用〜)
帰宅後、薬はゴミ箱へ。
そして私は2度と、その病院へ行くことは無かったのでした。
(続く)
こちらがいくら、
「良くなっている感じが全くありません。」と言っても、
医師は、
「前回より良くなっている。」、「この治療法しかない」としか言わず、同じ治療が続けられました。
泊りがけでいかないといけないほど遠いところで、人に対して極度の緊張・恐怖を感じる私には、行くだけでも、辛かったです。
それに、話をゆっくりと聞いてくれたのは、最初の時だけでした。
それ以降は、「はい、いいですよ。」で終わりと言った感じで、私の方から、言わないと、何も聞かないといった感じでした。
オラクルカードから、「主導権を握る」、「現状を変える力がある」などのメッセージをもらい、
私も、この医師と治療では良くならないという自分の気持ちに従い、治療を受けることをやめました。
その子は、卵子は年齢とともに老化し少なくなっていくのだから、それは変えようのない事実なのだからしょうがないの、みたいになってしまって・・
要は、その子はお医者さんと同じアタマです。
どんなに医学的なデータがそうであろうと、肝心なのは夫婦の愛じゃないですか。本当に好きだったら愛し合う回数だって増えるはずです。その辺のことを上手く伝えられなかった・・
冗談っぽく言ったのが逆に「茶化さないで!」って・・
本当に彼のこと好き?と聞けなかった・・
不妊治療って病院でやることじゃない部分が多いですよね。だって具体的な治療法ってこれっていうのではないし。外科的な手術はそんなに必要ないし。心の部分が大きいと思います。
ホントに愛し合ってたら子どもできると思うんだけどなぁ・・短絡的かもしれませんが。
要はスピリチュアルな部分が絶対大です。
コメントありがとうございます。
病気や通院の経験をされると、現代医学が解明出来ているのはほんの僅かなんだと、思わざるを得ないですね。
momさんが、人生の主導権を握るという課題のために現われてくれたお医者さんなのかもしれませんね。
その力を取り戻したmomさんは、きっとこれからの人生の様々な側面で祝福を受け取れるのだと思います!
感謝をこめて
寛子
不妊治療をしている人はみんな、とてもナーバスになっているようです。
私自身たった2周期の2ヶ月しか通わなかった間にも、精神的な負担やプレッシャーが辛くて、人が良かれと思って言うことにも、ひとつひとつ傷ついたり、むかついたりしていました。
人によってスピリチュアルな課題も原因も様々ですし、とてもデリケートで難しい問題ですね。
コメントありがとうございました。
感謝をこめて
寛子