2012年11月19日

スーパーマーケットでの買い物をアミューズメントパーク化する

おはようございます、AQUA MIXT 潤治です。
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昨日、デトックスランチレッスンが開催されました。
食べ物の陰陽理論を利用した「重ね煮」で菜食ランチを作ります。
菜食のイメージがくつがえされる体験になるようです。
「麻婆春雨」
「重ね煮ドレッシングサラダ」
「重ね煮カレー」
「トマトリゾット」
「ごぼうの煮しめ」

我が家の定番の菜食を皆さんとでいただきました。

そして、このレッスンでは、「スーパーマーケット 野菜・果物 目利きツアー」も開催しています。
20代の頃に青果売り場で働いていた潤治が担当しています。
本日も中身の濃いレッスンをどうもありがとうございました。
お料理もとても美味しくて、目利きも大変勉強になり、
ますますスーパーが私の大切な場所になりました。
ありがとうございました。 (R さま 女性)
今回は、みかんについて熱く語ってしまいました。

売り場担当者の苦悩、売りたいものと会社本部の指示との葛藤、
そしてそれを見極める消費者のセンスの成熟…。


みかん売り場であなたは何を思いますか?

目利きツアーでは、3店舗のお店を皆で廻りました。

・全国展開をしているいわゆるスタンダードな大型スーパーマーケット
・野菜と果物のみの品揃えに特化している専門店
・その地域にしかない小規模なチェーン展開している安売り店


それぞれに味があり、僕の場合、使い分けをしています。

そのお店の特徴をつかみ、買う物を決めていけば、節約にもなります。

ひとつのお店で済ましちゃおう…なんてもったいないことです。

自分が何を欲しているかを見極め、使い分ける→鉄則です。

さて、みかん売り場を見て思うのは

・会社本部が決めたものを売らざるを得ない売り場担当者の苦悩
・本当は美味しいみかんを消費者に知って欲しいと思いながら
 価格訴求品に魂を売る担当者の葛藤
・消費者にもっと学ぶ機会があれば、本当のお値打ちものが売れるはず

 産地への還元にもなるはず

目利きツアーで参加者の方々が買い物をして帰ったお店は、
その地域にしかない小規模なチェーン展開している安売り店でした。

小規模なお店で活躍する売り場の担当者には、
昔ながらの、青果物の品種・産地にこだわりを持っている人がいます。

そのこだわりが時に大きな煌めきを売り場に与えます。

「このみかんがこの値段(498円)で売っているの!?」
と売り場で卒倒しそうになることもあります。

しかし、それを知らない一般の消費者の方々は、価格訴求品を買っていきます。
大量に陳列されている「安い」と感じさせられるものですね。

全国展開しているお店では、だいたい本部がその品揃えを決めています。
今年は長崎産が美味しい、愛媛産のこの産地が美味しい…といった具合で、
価格との妥協点を探しながら、主力商品を決めていきます。

安定して提供し続けるために、大量に仕入れることになりますから、
ある程度の品質と価格で妥協点を探ることになります。
(大型店の宿命というか責任ですね)

その品揃えに間違いはありませんが、感動がないこともしばしばです。
要するに無難な品揃えなのですね。

収穫される量は少ないので、
全国的に展開できないけど、美味しいみかんはたくさんあります。
今はネット通販なので、舌の肥えた人は購入することも可能です。

目利きツアーでは、「無難」よりも「感動」を選択します。

ハイリスク・ハイリターンな品揃えをする地域密着小規模店舗を推します。
目利きができないとハイリスクですが、
目利きができるとハイリターンというお店です。

そこには、品種・産地のこだわりが見てとれて楽しいものなのです。

愛媛みかんでも、どの産地のどの等級なのか?栽培方法は?
それによってはまったく味の差が出てきます。
それなら、九州の一等産地のほうが美味しいということになります。

398円 の価格訴求品を買っていく中、498円の一等産地のみかん…、
一等産地の美味しさをあまり知られることなく、売られています。

100円多く出して感動しながら完食するか
こんなものね…と納得させながら無難に完食するか

それはあなたの売り場での意志にかかっている!

信じるか信じないかはあなた次第。

でも、目利きツアーのクオリティは信じてください。
posted by AQUA MIXT★水本 潤治 at 07:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | スーパーマーケット編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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