
日に日にお腹が大きくなっています

AQUA MIXTの寛子です

私の妊娠3ヶ月目(8〜11週) 2012年9月23日〜10月20日のお話、
[つわりピーク時の産婦人科通院(1)☆妊娠3ヶ月目(8〜11週)]
[ハイリスク出産への不安☆妊娠3ヶ月目(8〜11週)]
の続きです。
妊娠10週に入る頃、まだまだつわりのつらい時期でしたが体調の悪さからもメッセージを受け取っていました。
妊娠に気がつくまで、かなり無茶でハードなスケジュールでした。
これからは、心身に気をつけてゆったりしたペースで過ごす事。

新メンバーを支えるべく、出演する予定の曲数もかなり多かったのですが…
体調の不安定さから練習も満足に出来ず、考えた末に出演を辞退することにしました。
毎日船酔いのような気持ち悪さに加え、食事量も減り。
電車での移動も一苦労でした。
すぐ目標に向かって突っ走ってしまう私へ、身体から・赤ちゃんからの声に心を傾けるための時期として、「つわり」は強力なストップサイン

このメッセージに、素直に従いました。
前回8週目の通院から2週間後、ハイリスク出産の不安を乗り越え、ライブ出演を辞退し、10週目の健診です。
■10月9日(火) 午前中 府中の森 土屋産婦人科
妊娠10週・3ヶ月目なかば 胎芽から胎児へ
土屋産婦人科への通院も3回目となると、だいぶ慣れてきました。
潤治の運転で、車で到着。
「つわり」が辛い時期は電車やバスに乗るのもしんどいことだったので、車で気軽に来れるのはとても助かりました。
受付から診察室に呼ばれるまでいつも1時間〜1時間半程度でしたが、他の病院と違って疲労が蓄積することもありませんでした。
不妊症外来で通っていた病院と施設の綺麗さなどはさほど変わらないと思うのだけれど、この差はやはり院内の人々の想いの違いでしょうか。
理念って大切だなと、改めて感じながら待合室で待っていました。
診察室に呼ばれ、今回も潤治と一緒に入ります。

まず超音波(エコー)検査では、前回そらまめ大だった赤ちゃん(胎芽)が、イチゴ大(37.9mm)に

写真はイメージです。
(参考サイト:妊娠10週[妊娠3ヶ月] 超音波写真でわかる赤ちゃんの様子-gooベビー)
まだ頭でっかちですが、手足や顔かたちなど人間らしい姿になり、胎芽(たいが)から胎児と呼ばれるようになるのがこの時です。
やっと、人間になったのね…

そして小さな身体を動かして、元気に動いているのです。
それも…2週間前の診察で、嬉しくてはしゃいでいた潤治の動きにそっくり

この子も嬉しくて、真似をして応えてくれているのかな

全身をパタパタ・ピョコピョコとさせ、またクルリンと向きを変えたりしていて、なかなか静止画でうまいショットが撮れず

エコー写真なんぞはどうでもいいほど、感動的な元気さでした

そしてもう一つ。
前回までは赤ちゃんの心拍を光の点滅で確認していました。
それが10週以降は、超音波ドップラー法で心拍を音として聞くことが出来るのです。


胎児の心拍数は大人の2倍以上の早さ。(1分間に160以上)
その音はリズミカルに、力強く打っていました。
思わず2人で「おお〜〜


前回の診察からハイリスク出産の不安に揺れていたこともあったけど、そんな不安を吹き飛ばしてくれる元気な発育を見せてくれたのです。
そしてここでやっと…
看護師さんから
「おめでとうございます

と言われたのです。
病院側からすると、10週目まで胎児の発育が順調であれば、初期のリスクもかなり可能性が低いということのようです。
いよいよ次回4週間後の通院から、母子手帳を持参しての妊婦健診に入ります。

助産師さんからも同じく
「おめでとうございます

と言われました。
助産師外来は、「不安な事があれば何でもお答えします」という時間だったようです。
しかし、不安は天使のお陰でスッキリしていたし。(前回の記事参照)
何より、お腹の赤ちゃんが元気な姿を見せてくれたのが1番の安心でした。
まだ「つわり」も続いているので、食事も食べられるものを食べればいいということで。
私たち夫婦が不安なくニコニコしていたので、特に妊娠生活の詳しいアドバイスもなく終わりました。
「つわり」は妊娠4ヶ月目前半(10月下旬)頃から徐々に軽くなっていきますが、外に意識を向けることが出来ないこの時期、自分の内側との対話がとても大切な時期でした。
そして、不安よりも安心・赤ちゃんへの信頼を育てる期間でもありました。
(次回に続く)