2013年11月30日

仲良きことは美しきかな―ジキル博士とハイド氏

いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
天使がやってくる
AQUA MIXT 潤治です。

娘、小葉の成長が著しく、人は昨日よりも今日、今日よりも明日と成長していけるものなのだとあらためて思う日々です。
果たして、僕は成長しようと思えているだろうか?と自問する日々でもあります。

娘がいるということは、必然的に僕は「父親」であるわけです。(→当然ですね…)
その父親としてのモデルは誰であろうかと考えると、しばし考えあぐんでしまいます。

自分の父親?
残念ながら、幼い頃から自分の父親のようになりたくないという気持ちが強く僕の中にあります。感情的で母に暴力をふるい、自分勝手で父親としての経済的な責任放棄をしてしまう、彼のようにはなりたくないという気持ち…がありましたね。

「父親」というモデルはテレビや漫画などのメディアから受けた影響が強いように思います。
父親ってこうあるべきという感覚が知らずに育っているわけですね。
(「一般通念の汚染」ともいうw)

そうなると…

父親としてできることを娘にしてあげようと思うわけです。
子供の頃から思い続けていた「こうありたい父親像」です。
それは自分の父親とは正反対の位置にいます。

父親としてこうありたいという意識が僕の子育てのモチベーションになっていました。
いつも穏やかで優しく、子供の一挙一動を見守り、無条件の愛を与え続ける…
そういう父親像、素敵だなと思うのです。

しかしながら、そういう「こうありたい」という意識が高ければ高いほど、
その理想とはほど遠い力で激しく揺さぶられます。

ジキル博士がいい人であればあるほど、
ハイド氏
が暴れ出すという感じでしょうか。

こうありたいと思えば思うほど、それとは真逆の感情が騒ぎだし、動揺します。

これでは、自分が嫌っていた親父と同じじゃあないか…。
感情に揺さぶられ、右往左往し、
その痛みを自分で処理できない器の小さな親父…。


一段と自分が持つ意志の力で、こうあってはいけない!親父のようになってはいけない!
と自分に言い聞かせるわけです。ハイド氏を抑え込もうとするのです。

ハイド氏は死んだ、彼は僕の一部ではないと。もう切り離したんだと。

ユング心理学の概念で「ペルソナ」と「シャドー」というものがあります。
ペルソナは仮面という意味で、社会に適応するためにつけている役割や義務、肩書き、態度など人に見せるためにつけているもののことを言います。また、シャドーは人格の影の部分を差し、ペルソナによって抑圧された社会に適応できない人格と言えます。

極端な場合はジキル博士ハイド氏のような二重人格になりえます。

通常はそこまで極端でなくても、
仏のように優しい人が、身内にだけ鬼のようになるというとイメージできるでしょうか。
イケイケ(有能ぶる)の部下には優しい上司が弱々しい部下には鬼のように…。
子供が公衆で泣き出すと鬼のように…。

ペルソナとシャドーは多かれ少なかれ人の心にあるものです。
そして、ハイド氏のことを裁ける人はいないと僕は感じています。

しかし多くは、自分自身の「ハイド氏の部分」を他人に投影し、
イライラしたり、必要以上に競ったり、憎んだりするわけです。

僕は親父のようになりたくない、父親とはこうありたいと思うほどに、
心の中にジキル博士ハイド氏を創り上げていたのでした。

僕にとってハイド氏を許すことは勇気のいることでした。
今だって、減少していますが、完全に許せているのか不安になりますw。

娘の小葉は、僕のハイド氏の部分を愛してくれます。
ハイド氏である僕に微笑んでくれるのですね…。

僕が許していないハイド氏の部分、
つまりは親父への嫌悪を許してくれます。


肩に力の入ったジキル博士は肩をなで下ろし、
うつむいていたハイド氏は顔を上げます。

互いに歩み寄り、彼らが握手をする瞬間を日常で感じさせてくれます。
我が家にやって来た天使(手前味噌で申し訳ありません)は、
道に迷いそうなジキル博士とハイド氏に等しく導きを与えてくれるのです。

ユング心理学…、教科書で勉強したときはああ、そうかな?くらいに思っていましたが、
今ではズギューンと心に響いています。

あなたの中にいる…かもしれない、
ジキル博士とハイド氏は仲が良いですか?

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12月いっぱいで第一期受講を締め切ります。


posted by AQUA MIXT★水本 潤治 at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 潤治★体験談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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