2014年06月28日

お産はスリリング!(12)いよいよ陣痛開始・・・☆出産体験談

バス見るのが大好き♪アラフォー出産・育児は知力体力フル活用
AQUA MIXTの水本寛子です。

TrinityWebにて「スピリチュアル子育て」連載中
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破水から一晩経っても、日中も、お産は進む気配無し・・・
このまま進まないと、破水は感染症の危険性があるため、助産院から病院に行くことになります。

一体どうなっちゃうのかしら・・・

前回の記事はこちら⇒「お産はスリリング!(11)前駆陣痛から進まない・・・☆出産体験談

本陣痛が始まらずに日中を過ごして居ましたが、夜9時前からやっと規則的な陣痛が始まりました。
その後、私の心の深いところの恐れと対面することに。



■5月9日(木) 夕方

まだ赤ちゃんの心音チェックは1時間おきに続いていましたが、幸いとても元気な様子。
そして少しずつ降りてきたようで、良かった。
羊水の流出も少なくなり、子宮口は赤ちゃんの頭で塞がれてきたようです。
この日も赤ちゃんのために、羊水補給のためにアーユルヴェーダの白湯をたくさん飲みました。

夕食を食べてから、やっと前駆陣痛の間隔がだんだん短くなってきました。
15分間隔から10分間隔くらいに。

いよいよ、陣痛開始?
破水から、1日が経とうとしていました。

呼吸を整えながら定期的にくる痛み、赤ちゃんにさぁ降りてきてと祈るような気持ちでした。

最初はちょっと重い生理痛くらいでしたが、それがだんだん強くなってきて、ギュギューっと。

「いい陣痛のために、余計なことを考えないように。」

とは言われていたものの、つい次の満潮の時間を、「明日は新月じゃない、大潮だわ!」とか考えながらちょこちょことスマホ(iPhone)で調べたり、自然時間を頭で考えてどうする?って感じですが、つい考えてしまいました。

部屋は早くから消灯し、心配そうに見守る潤治と病室(といっても、助産院は普通の一戸建てで普通の和室)に。

分娩第1期=規則的な陣痛開始から子宮口全開まで

一般的には・・・
分娩第1期:規則的な陣痛開始(10〜15分間隔)から子宮口全開まで
初産婦 10〜12時間 (最近は平均12〜13時間とも言われる) 経産婦 4〜6時間

いわゆる、初産は時間がかかると言いますが、こんなに違うんですね。
経産婦は時間が掛からない分、出産のリスクも減るってことかしら。
(でももちろん例外もあります)


陣痛が来ると、潤治は背中をさすったりして陣痛逃しを手伝ってくれました。
マタニティと精油のセミナーで聞いた、アロマも使ってくれていたようですが、精油を意識する余裕もあまり無かったかな。

さあ、これからまた、長い夜が始まる?
The Birth of Venus, 1875


■5月10日(金) 午前未明

陣痛は、赤ちゃんが子宮という安全な世界から一歩踏み出し、外の世界に出てくるために必要なエネルギーです。
今まで散々「陣痛は痛い!」という話ばかり聞いてきましたが、まだこの時点では痛くて耐えられないというものではありませんでした。
この時点では赤ちゃんが下りてくる力になっているなと感じる陣痛は、正直にいうと「痛いけど我慢できるし、どこか気持ちいい」ものでした。
陣痛は15分間隔と10分間隔の間で、10分間隔より短くなることはありませんでした。

そして陣痛と陣痛の間は、出来るだけ横になって楽にして休みます。
いつまで続くかわからない、持久戦ですからね。

そして痛みが始まった…となると、楽な姿勢を探します。
クッションを抱えてみたり、四つん這いになってみたり、立ってみたり、潤治に支えてもらったり。

収縮(痛みが続く)時間は、数十秒で、1分間も続きません。
赤ちゃんも母体も、休み休みです。
でも陣痛があることで、少しずつ赤ちゃんが下りてくるのです。

いったいどれだけ、繰り返したでしょうか。
いつまで続くのでしょうか。

夜勤の助産師さんも、時々声をかけてくれます。
アドバイス?お産に集中するための問い?も投げかけてくれます。

どうしたらお産が進むだろう?赤ちゃんが下りてきてくれるだろう?
自分の身体と赤ちゃんに問いかけながら、感覚はどうこたえているのか、耳をすまします。

答えのない世界を、ぐるぐるしているような時間でした。

新月の大潮・満潮の時間は午前6:56(しっかり調べてメモしておいた)。
この時間に向けて、赤ちゃんは一気に下りてくるだろうか。
でも、こうして一つ自分の中で中間点を設けることで、ゴールの見えない持久走も、満潮時間までは頑張ろうという気持ちになれました。

陣痛の間隔はそのまま短くならず、陣痛の合間にお腹の赤ちゃんに問いかけました。

「そちらはどう?下りて来られそう?」

感じたのは、家族一緒になって頑張ろうって感覚でした。

痛みが来ている時は、潤治も寝ずにいろいろとサポートしてくれました。
夫婦でこうして取り組むことに、意味があるんだな…

破水から羊水が漏れるの量が落ち着いたのはよかったのですが、本陣痛が始まってから、今度は出血が少しずつ増えてきました。

改めて・・・
赤ちゃんって、スルッポンッて生まれてくるんじゃないんだなぁ。
(出産も十人十色、人によって陣痛の感じ方も時間もかなり異なるようですが・・・)


■5月10日(金) 午前4時頃
陣痛は相変わらず、10分間隔程度。
そして変化を感じました。

痛みが増して、どうにもこうにも動きたくないほどです
出血は、また増えてきました。
陣痛が来ると、うう〜とうずくまるような痛さです。

これ、お産はちゃんと進んでいるのかな…
ちょっと不安にもなります。

でも、赤ちゃんは元気です。


■5月10日(金) 午前5時

朝になり、Be born助産院 院長たつの先生の診察。

  • 子宮口は4cm(開大10cmなので開き具合は4割)
  • 出血が増えている
  • 微弱陣痛でお産が進みにくくなっている
  • 赤ちゃんの心音は相変わらず元気

良かった…子宮口は開いてきていたのでホッとしました。
けれども、ホッとした表情も出来ないほど、陣痛は苦しいばかりになっていました。
「微弱陣痛」って痛くないような響きがあるけれども、お産が進みにくい陣痛って苦しいばかりなのね。

たつの先生「ここまで、よく頑張りました。あとは、陣痛促進剤の助けを借りましょう。」

まだ緊急という事態ではないけれども、破水から1日以上経っていることと、出血がこれからも続くことなどを考えてとのこと。

「まだ大丈夫ですけど、大事を取って、ですからね。」と言われました。

助産院や自宅出産で助産師さんが出張する出産で、以前は問題になる事故が時々ありました。
自然なお産にこだわる余り、微弱陣痛でお産が進まないのに2日、3日と頑張って結局母子共に負担がかかり、そして赤ちゃんの命が守られないというケースも。ギリギリな状況で病院に搬送され、医師に「なんでもっと早く連れてこなかったんだ」と言われる場面もあったようです。

助産院の在り方も見直され、それほど緊急では無くても万が一のために安全をとって、提携の病院へ行くという方針が一般的になってきたそうです。
(自分が今回の妊娠出産でお世話になった、関係者の方たちの話をまとめた結果です)

ですから、Be born助産院でも4月の健診時に「最近、ここでのお産がないんですよ〜」と助産師さんが話されていたのも、4月は気候と環境の変化が重なりやすくお産に集中出来ない⇒必要以上に長引きそう⇒大事を取って病院へ という流れが続いたようです。
出産したら、産褥入院で戻ってくればいいのだし。

しかし、助産院での出産を希望する人の中には、病院や医療嫌いな人も多いようです。
私も病院があまり好きではないのですが、このことで自分で驚く反応がありました。

「陣痛促進剤」という言葉を聞いたとき、身体中が抵抗するような衝撃と痛みを感じたのです。
それは、私の中にある「藥・病院に対する恐れ」が湧き上がってきた反応でした。

夜勤でずっと一緒だった助産師さんにも、「病院って聞いて、反応しているね」と言われました。
苦しいばかりの陣痛に加えて、何とも言えない、私の身体の奥から激しくこみ上げてくるものでした。

それまで「お産」に対する恐れは、あまり感じていなかったのですが、病院に行くということに関してこんなにも恐れが出てくるなんて!

普通は、40歳を過ぎて高齢出産・しかも初産というハイリスク出産は、何かあったら困るから、安全をとって設備の良い病院を選ぶというのが常識的と考えられています。ですからハイリスク出産の私は、「無謀」という目で見られることもありました。でも、助産院で出産という選択肢の方がとても安心出来たのです。
そして私は、病院に行く方がずーっと怖いんだ・・・

そう、どうしても病院苦手なんですよ、私。
色々と押し殺してきた感情、癒やされてない体験がまだまだあったのですね。

20代の頃の暗闇の中に居た頃の経験は、まだまだ癒やされずに私の深いところに残っていたのです。
二度の中絶、その後ひどい躁鬱と薬の副作用との闘い・・・(詳細は連載「夜明けのレッスン」へ)
そして、病院に対する恐れの感情となって、この時一気に出てきたのです。

この後、ずっと妊婦健でお世話になった府中の森 土屋産婦人科へ行くことになるのですが、たくさんの癒やしと祝福が待ち受けていることは、この時は想像も出来なかったのでした。

あそこで「病院へ行きましょう」という判断にとても感謝していて、不満は全くありませんでした。
しかし、気持ちとは裏腹に身体中が反応して、病院に向かうと思うと痛みが数倍になってしまいました。

この私の心の中の事情を分からずにいた潤治は、マイカーで病院まで搬送する運転手をしてくれましたが、私が死んでしまうのではととても心配したようです。
男性は、女性が痛がっている場面に弱いみたいですね。
(その時の潤治の思いは「この世に明日を約束されている人は…」を参照)

(次回に続く)


posted by AQUA MIXT☆水本 寛子 at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 寛子☆体験談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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