いつもお読みいただき、ありがとうございます。
AQUA MIXT 潤治です。
コーチ、カウンセラー、セラピストを目指す方々にご相談されることが年々増えてきました。
それはスピリチュアルな視点からもそうですし、実質的な戦略という視点からも共有していくことになります。
AQUA MIXTに関わる人たちが長生きするコーチ、カウンセラー、セラピストであって欲しいとおこがましくも思います。
自分らしく生きること、自分であることと仕事が合致するような形になって欲しいと感じます。(自分、偉ぶりますから…)
と言いながらも、過去に僕は赤字セラピストとしてその業界では君臨していました。
セラピスト界の激安王と…。
その頃のお話しを…。
当時、僕はコールセンターでアルバイトをしながら、整体の施術を個人で請け負っていました。
神楽坂にセラピールームを時間貸ししている場所があり、施術にはその場所を使っていました。その時の施術料金は部屋代と交通費を差し引くと数百円、むしろ赤字になることもありました。それでも好きなことができて、お金を頂けることに感謝していました。
神楽坂にセラピールームを時間貸ししている場所があり、施術にはその場所を使っていました。その時の施術料金は部屋代と交通費を差し引くと数百円、むしろ赤字になることもありました。それでも好きなことができて、お金を頂けることに感謝していました。
僕個人のサービスに対して払われるお金が輝いて見えたことを思い出します。
楽しくて、お金がもらえるなんて、僕は何て幸せなんだ!
そんな思いで家路に着いたものでした。
やり始めた当初、お金をもらえるだけで充分だったのですが、
そのうち、心の中にある感情が生まれてきます。
帰りの電車賃を出す時…
あれ、手持ちがあまりない、外食しちゃったしな…
部屋代を支払う時…
延長料を相手から貰うの忘れてた…
これだと赤字だなぁ…今日も。
施術をしている時…
もっとリラックスした空間でやりたい
時間を気にせずに施術したい
施術の後にお茶なんか出して、少し歓談したい
赤字でやり続けると自分の心が浪費してしまいそうになりました。
まるで、お腹が空いているのに、満腹のようなフリをしているような感じでした。
僕はお腹が空いていま〜す!と世界の中心で叫びたかったものです。
その時に施術料金を値上げしようと決心しました。
自分が納得のいき、よりサービスに集中できるような値段設定です。
お腹が空いていたら、ゆとりから来るいい施術はできないと感じたからです。
しかし、値段を上げるということを今までの顧客の方々に伝えるのに勇気が必要でした。
なんで値上げするの?と訊かれてうまく答えられる自信がなかったからです。
自分が納得できる料金にしたいので…と伝えて、どう思われるか?
値上げをするとみんな来なくなってしまうのではないか?
と考えると怖くて仕方ありませんでした。
その悩みは幻想であることに気づきます。
そうして悩んでいるうちは、理想から遠ざかれるからです。
理想の自分とは…
ゆとりを持って施術をし、自分の最大限の能力を発揮している
お金がまるで感謝状のように思え、有り難く頂いている
よりいいサービスができるためにいろいろなアイデアを実行している
その理想の自分に近づくことが怖いので、
料金を上げるか上げないかという本質とはズレたことで悩み、
時間と気力を無駄使いするのでした。
幸せになる覚悟はある…と自分に言い聞かせ、ほんの少しの勇気を出しました。
値上げをすることで気づくことが多かったです。
もっといいサービスのために自分が学ぶこと
ゆとりや安心感が持てるサロンが欲しくなること
新しい人間関係が始まること
お金の流れが少しずつ大きくなること
自分の中にお金のせいにして隠していた好奇心があること
古い友人が教えてくれた『行動すれば、次の現実』 という言葉を実際に、
勇気をだして行動してみると腑に落ちました。
もっと勇気をだして、行動すればさらに新しい現実を引き寄せるかも!
という前向きな期待感は、当時の僕の背中を押してくれました。
参考記事「感謝すると次のステージへ」に続く
タグ:潤治ひとりごと